朝起きる時間を少し早め、朝の時間を有効活用する「朝活」。
SNSなどでもハッシュタグでよく見かけるようになりました。
有名な成功者や仕事ができる人など朝活をが取り入れていることもあり「朝活すると成功するんだな・・・。」となんだか生活の質を上昇させてくれるような効果を感じますよね。
ただ
「私は夜型だから。」
「良さそうなのは分かるけど、なかなか起きられない。」
「朝活を習慣化できない。」
「本当に効果あるの?」
と悩む点もありますよね。
- 朝活を習慣化させたい人
- 朝活の効果を知りたい人
- 朝活で何をしたらいいか分からない人
是非参考にしてくださいね!
朝活は多くの成功者が活用している
日本でも「早起きは三文の徳」と言ったことわざがあるように、早起きが良いということは昔から言われています。
世界でも成功者と言われている多くの著名人が朝活をしていることから、朝活が生活の質をあげてくれることは説得力があります。
朝活をしている主な著名人
- AppleCEO ティム・クック:朝3時45分には起床
- 元AppleCEO スティーブ・ジョブズ:朝に家族時間
- 元アメリカ大統領バラク・オバマ:朝4時から運動
- Twitter創始者ジャック・ドーシー:朝5時半には起床
- スターバックスCEOハワード・シュルツ:朝4時には起床
私たちより確実に忙しいであろう世界の成功者達が早起きできているので、「朝起きられない」はなかなか言い訳として使えないですね。。。
朝活で得られるメリット・効果
「朝活はなんとなく良さそう・・・。」ということは分かっていても、実際にメリットがないと実践しづらいですよね。
朝活では多くのメリットを得られることができますが、ここでは5つ紹介します。
- 幸せホルモンが分泌される
- 良質な睡眠をもたらす
- やりたいことに集中できる
- ゴールデンタイムで有効に脳を使える
- 自分に自信が持てる
幸せホルモンが分泌される
みなさんは「幸せホルモン」とも呼ばれるセロトニンを知っていますか?
セロトニンの効果
- 自律神経を整える
- 脳を覚醒させる
- 身体の活動性を高める
セロトニンは朝日を浴びることで効果を得ることができます。
自律神経が整うことで、怒りや焦りや不安感などネガティブな感情を抑制します。精神が安定すると心も体も健康を促進してくれます。
セロトニンの効果を利用し、心にゆとりを持って行動することができるでしょう。
良質な睡眠をもたらす
朝日を浴びることで分泌されるホルモン、セロトニンは起床後12〜16時間経つとメラトニンに変わります。
このメラトニンには質の良い睡眠をもたらす効果があると言われています。
良質な睡眠は心身の健康を維持するためにもとても大切なことです。
また、メラトニンには他にも解毒作用やアンチエイジング効果があることが分かってきています。
朝しっかり朝日を浴びるだけで解毒作用が期待できるのです。
アンチエイジングにも期待大・・・!
やりたいことに集中できる
起床後は頭が一番すっきりしている状態と言われています。
就寝中に体の疲れや、脳の情報のリセットが行われるためです。
クリアな状態で、集中するのに向いています!
成功者と言われている著名人が朝に活動するのも「邪魔が入らず集中できるから。」という理由も大きいです。
誰も起きていない朝だと物理的に邪魔されるものがないため、集中するのに向いている時間帯と言えますね。
ゴールデンタイムで有効に脳を使える
朝目覚めてから3時間は脳が最も効率的に働く「ゴールデンタイム」と言われています。
この時間帯は暗記などのインプット作業ではなく、覚えたことを書きだしたり新しいことを考えたりとアウトプットする時間に適しています。
運動能力や記憶力が上がりやすくなる時間とも言われているので、自分を磨く時間に最適です。
自分に自信が持てる
朝活の一番のメリットは「自分に自信が持てる」ことです。
夜中まで携帯をいじり朝出社ギリギリの時間まで寝ているとなんだか損した気持ちになりませんか?
毎朝5分でも早く起き活動することで心身がすっきりするだけでなく「朝活を実践できた」という自信にも繋がるはずです。
自己肯定感が上がることで気持ちも前向きになりますよ。
おすすめの朝活
実際に効果やメリットは分かっていても朝に何をやっていいのか分からないと計画倒れしてしまいますよね。
朝の時間にぴったりの活動を紹介します。
おすすめの朝活①ストレッチやヨガ、ウォーキング
朝日を浴びることで幸せホルモンが分泌されることは前述したとおりです。
簡単な運動を取り入れることで幸せホルモンの効果はさらに期待できます。
血流が良くなることで、デトックス効果や冷え性の改善など健康面への大きな効果もあります。
個人的おすすめはラジオ体操!
血流がよくなり、1日のスタートをシャキッと動き出せ1日を効率的に過ごせるでしょう。
おすすめの朝活②勉強
朝のゴールデンタイムは最も頭が冴えていて脳が効率的に働く時間帯です。
就寝中に体の疲れや脳の情報のリセットなどが行われクリアな状態になっているため、新しいことを学んだりクリエイティブな作業をするのに適しています。
そこでおすすめなのが、語学や資格取得の勉強です。
おすすめの朝活③掃除
仕事で疲れきっている夜の時間帯に面倒なことに取り組むのはなかなかできないですよね。
朝一番に掃除をすると決めると、怠惰な気持ちに負けることなく始められます。
掃除する場所を一か所決めてとりかかることで、長時間かかることなく気軽に始めることができますよね。
洗面所やキッチンなど簡単にキレイにしておくと、1日の始まりも気持ちよく始められます。
環境がキレイだと帰宅後も快適に過ごすことができますね。
おすすめの朝活④読書
最もハードルが低く始められる朝活は読書ではないでしょうか。
静かで心地よい朝の時間に自分の好きなジャンルの本を読むと心が落ち着くでしょう。
また読書にはリラックス効果があるので落ち着いた状態で朝の時間を過ごせるでしょう。
また活字に触れることでストレスが軽減されたり創造力が磨かれる効果もあります。
ゆとりを持って1日をスタートさせるだけでなく本で得た知識を吸収できる有意義な時間になるでしょう。
朝活を継続させるコツ
三日坊主という言葉があるように、新しいことを継続させるのはなかなか難しいですよね。
下記のポイントを押さえることで、習慣化しやすくなります。
- ステップを簡単にする
- ルーティンを決める
- 成果ではなく時間に注目する
それぞれ解説します。
ステップを簡単にする
朝活を挫折してしまう人の特徴に「最初から大きなことにとりかかる」ということがあります。
例えば「毎朝4時半に起きよう!」「英語の問題集を毎朝10ページやろう!」などです。
ステップを大きくしすぎると、達成できなかった際にモチベーションが下がってしまう原因になります。
計画を分割し、取り組みやすくするのは非常に重要です。
まずは1日5分でも机に向かうなど小さいことから始めてみましょう!
ステップにとりかかる際に簡単なアプローチ方法でおすすめなのが「条件反射をうまく使う」ということです。
「〇〇をしたら〇〇する」のように動作を強制化させます。
「タイマーが開始したら勉強を始める」といったようなシンプルな行動が一瞬で集中モードに導いてくれます。
ルーティンを決める
人間は1日に3万5千回決断に迫られると言われています。
毎日のルーティンを徹底することで、悩んでいる時間を省き即行動できるようにします。
朝起きてから「起きようかな、あと5分寝ようかな。」「歯磨きを先にしようかな、朝シャワーを浴びようかな。」などゴールデンタイムと言われる朝の時間だけでも多くのことを悩みますよね。
なかなか新しい行動が身につかない場合は、すでに日常生活で必須になってる行動に取り組むのが良いでしょう。
「If-thenプランニング」を生活に取り組む例
①If → 朝起きたら
②Then → 机に座ってポモドーロタイマーを押す
①If → 歯磨きをしたら
②Then → リスニングの音源をかける
①If → 電車に乗ったら
②Then → 本を開く
行動を自動化させることで、習慣化しやすくなります。
成果ではなく時間に注目する
朝活をやろうと決めるとついつい目標を高く掲げすぎてしまいます。
「朝の時間で資格テキストを終わらせよう。」「単語帳を終わらせよう。」などタスク重視になりがちです。
ですが、実際に朝の時間だけで大きなことを達成するのはなかなか難しいです。
せっかく起きたのにタスクが終わらず不完全燃焼でモチベーションが下がってしまってはもったいないですよね。
そこで注視してほしいのが「自分がかけた時間」です。
今日は「〇〇をした」ではなく「〇〇分活動した」と考えれば未達成といったこともなく、自分がかけた時間に自信が持てるでしょう。
まとめ:継続は力なり
「朝活」と聞くとついつい「意識高い人がやっていること」「朝は苦手だから」とハードルが高いものだと思ってしまいますよね。
ですが、朝活には大きなメリット・効果があり人生を豊かにしてくれるチャンスがあるかもしれません。
4時半に起きる!など大きなことから始めるいつもより5分早く起きるだけでも爽やかな気持ちで1日を過ごせるでしょう。
是非記事の内容を参考に「朝活」始めてみてくださいね。